BtoB企業がサービス紹介動画を作るとき、機能や特徴を順番に説明するだけでは問い合わせにつながりにくいことがあります。

視聴者は、サービスの機能そのものよりも「自社の課題を解決できるのか」「相談する価値があるのか」を知りたいからです。

サービス紹介動画では、課題、解決策、選ばれる理由、導入後のイメージ、問い合わせへの導線を自然な流れで伝えることが大切です。

この記事では、BtoB企業向けに、問い合わせにつながるサービス紹介動画の作り方と構成の考え方を解説します。

問い合わせにつながるサービス紹介動画の構成。課題提示、解決策、根拠、導入後、CTAの5ステップ
サービス紹介動画は、課題提示から解決策、根拠、導入後のイメージ、CTAまでを一連の流れで設計します。

サービス紹介動画とは

サービス紹介動画とは、自社サービスの内容、強み、活用シーン、導入メリットをわかりやすく伝える動画です。

Webサイトのサービスページ、営業資料、商談前の事前共有、展示会、SNS、YouTubeなど、さまざまな場面で活用できます。

特にBtoBでは、検討期間が長く、社内共有や比較検討が発生しやすいため、担当者が社内で説明しやすい動画を用意しておくことが有効です。

BtoBのサービス紹介動画で大切な考え方

BtoBのサービス紹介動画では、見た目の派手さよりも、わかりやすさと信頼感が重要です。

サービスの特徴を並べるだけではなく、視聴者が抱える課題から始め、なぜそのサービスが解決策になるのかを順番に伝えます。

動画マーケティング全体のメリットについては、動画マーケティングの効果でも解説しています。

問い合わせにつながる構成

1. 視聴者の課題を提示する

冒頭では、視聴者が抱えている課題を言語化します。たとえば「営業資料だけではサービスの価値が伝わりにくい」「研修内容が担当者によってばらつく」「問い合わせ後の説明に時間がかかる」などです。

自分ごととして見てもらえる課題から始めることで、動画を最後まで見てもらいやすくなります。

2. サービスで解決できることを示す

次に、自社サービスがどのように課題を解決するのかを説明します。機能名だけでなく、導入後に何が変わるのかを具体的に伝えることが大切です。

たとえば「説明時間を短縮できる」「営業担当者ごとの説明品質をそろえられる」「社内教育を標準化できる」など、成果に近い言葉で伝えます。

3. 選ばれる理由や根拠を入れる

サービス紹介動画には、実績、対応範囲、制作体制、事例、利用者の声など、信頼につながる要素も入れましょう。

BtoBでは、担当者だけでなく上長や別部署が確認することもあります。社内共有されたときにも安心して検討できる根拠を入れることが重要です。

4. 導入後の流れを見せる

問い合わせ前の不安を減らすには、導入後や制作の進め方を見せることも有効です。

問い合わせ、ヒアリング、構成作成、編集、確認、納品といった流れを短く示すと、依頼後のイメージがわきやすくなります。

営業資料を動画化して商談で使いたい場合は、営業資料を動画化するメリットも参考になります。

5. 問い合わせへの導線を明確にする

最後に、視聴後に何をしてほしいのかを明確に伝えます。問い合わせ、無料相談、資料請求、サービスページへの遷移など、次の行動を迷わせないことが大切です。

Webサイトに掲載する場合は、動画の近くに問い合わせボタンや関連ページへのリンクを置くと、行動につながりやすくなります。

PowerPointやPDFからサービス紹介動画を作る方法

サービス紹介動画は、必ずしも新たに撮影する必要はありません。既存の営業資料、サービス資料、提案資料、PowerPoint、PDFをもとに動画化できる場合があります。

既存資料を活用する場合は、資料をそのまま読み上げるのではなく、動画用に構成を整え、ナレーション、テロップ、図解、画面の動きを加えることが重要です。

撮影なしの資料動画化については、撮影なしで動画制作する方法で詳しく解説しています。

サービス紹介動画で失敗しないポイント

情報を詰め込みすぎない

サービスの魅力をすべて入れようとすると、動画が長くなり、要点が伝わりにくくなります。まずは、問い合わせ前の視聴者が知りたい情報に絞りましょう。

専門用語を減らす

社内では当たり前の言葉でも、初めて見る人には伝わりにくいことがあります。専門用語を使う場合は、補足説明や図解を入れると理解しやすくなります。

営業資料と連動させる

サービス紹介動画は、営業資料やサービスページと連動させることで効果が出やすくなります。商談前に動画を送り、商談中は資料で詳しく説明し、商談後に再度動画を共有する流れも有効です。

サービス紹介動画をSNS向けに展開する場合は、SNS向け動画制作を外注する前に決めることも確認しておきましょう。

サービス紹介動画を短尺化してSNSで使う場合は、法人向けショート動画制作の進め方も参考になります。

会社やサービスの魅力を採用向けに伝える場合は、応募につながる採用動画の構成も役立ちます。

サービス紹介だけでなく会社全体の信頼感を伝える場合は、会社紹介動画の作り方もあわせてご覧ください。

サービス紹介動画を外注する前に資料や素材を整理したい場合は、動画制作を外注する前に準備するものも参考になります。

まとめ

BtoB企業のサービス紹介動画は、機能説明だけでなく、課題、解決策、根拠、導入後のイメージ、CTAを整理して構成することが大切です。

既存のPowerPointやPDF、営業資料を活用すれば、撮影なしで作れる場合もあります。

問い合わせにつなげたい場合は、動画単体ではなく、サービスページ、営業資料、問い合わせ導線まで含めて設計しましょう。

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